プラセンタサプリとピルは同じ薬?

ピルと聞いてあまりいい印象を持っていない方が多いのが我が国日本です。

経口避妊薬ピル

日本でのピルの使用は避妊薬としての知名度が非常に高いからです。
コンドームよりも避妊率が高く、女性自身が服用して自分の身を守ることができることから使用している女性も少なくありません。
また最近では生理痛(PMS)の緩和に期待ができるとピルを摂取している女性も多くいます。

 

そんなピルですが最近
「プラセンタサプリとピルは同じものですか?」
「プラセンタサプリとピルどちらが効果がありますか?」
「プラセンタサプリかピルどちらを購入しようか迷っています」
という質問がよくあります。

 

答えは全く違うものです。

 

ピルとプラセンタサプリ違うもの

まずはプラセンタサプリはサプリという健康食品であり、ピルはピルという薬です。
そのためどちらを選ぶことが良いのかというのは、その人の症状に合わせて何の効果に期待を持っているかによって違ってきます。

 

また女性のホルモンバランスに深く関係することで、うれしい効果に期待が持てるのは同じですがその仕組みは違います。
簡単にいうとプラセンタの場合は、女性ホルモンが分泌されるように促す作用に期待でができますが、ピルの場合は逆で女性ホルモンを抑制してしまう作用があります。
※あくまでも個人差がありますので必ずとはいえません。

 

避妊薬としてのピルが女性にうれしい薬?

ピルとは経口避妊薬です。
望まない妊娠を避けることができ、また可逆性があるのでピルを飲むことをやめれば妊娠可能というように女性主体で避妊ができるという薬です。
また月経の周期を一定にすることができ、このことにより日常生活を快適に過ごせるようになるといわれています。

避妊ができるピル

 

日本ではあまりなじみのないピルですが、世界で服用している人口は約9800万人ともいわれています。
歴史も古く米国では1960年に認可されました。
それ以来アジア圏(中国・インド他)でも多くの女性が服用してるピルです。
日本でなじみがないのは認可がおりたのが1999年とまだ20年もたっていないため理解が遅いということもあるようです。

 

ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモン2つの女性ホルモンが含まれています。
そのためピルを服用することでこれらが作用して排卵が抑えられます。
また子宮内膜が厚くならないためふかふかベットができないため万が一受精卵ができたとしても着床しにくい状態になります。
子宮頸管の粘液を変化させることで精子の子宮への侵入を防ぐこともできるため避妊効果を高めることができるのです。
その避妊効果の高さから日本の産婦人科ではピルを勧める病院もあります。

 

ところがピルは避妊薬だけの薬ではないのです。
女性にとってうれしいことがあるといわれていますが、知っていますか?

 

  • 生理周期の安定
  • 生理中の出血量の減少
  • 肌荒れがなくなる
  • 生理痛(PMS)の軽減
  • 月経前症候群のの改善
  • 卵巣がんや子宮がんの予防

 

これらのうれしい項目には低用量のピルがおすすめとされています。

 

低用量ピルは産婦人科や婦人科で受診が必要?!

ピルにも種類があり低用量ピルと中・高用量ピル、超低用量ピルがあります。
これらはピルの中に含有している卵胞ホルモン剤の用量によって種類が変わってきます。

 

経口避妊薬として扱われているのが低用量ピルで、それ以外の婦人科疾患やホルモン異常などの病気に対しては中・高用量ピルがあります。
中・高用量ピルはホルモン量が多いため副作用が出やすいともいわれています。

 

医師の処方が必要なピル

ピルは薬なので病院での受診が必要になってきます。
医師の処方によってピルの種類が変わってくる場合があります。
低用量ピルの場合は病院によって異なりますが問診だけで処方してもらえる医院もあるようです。

 

最近では初診だけは受けてその後はネットでピルを購入している人も多数いるようです。
ネットでの購入のほうが安く入手できると利用する人が増えています。
しかしそこには危険もあり、ネットでのピル購入は偽薬の可能性も高く、また別の言い方をすれば個人輸入をするということです。
そのため日本未認可の海外仕様のピルなどもあります。
ピルの購入はやはり病院での処方がおすすめですが、毎日忘れずに飲まなくてはいけないという決まりがあるピルをきらさずに飲むことが非常に困難であるのが現状のようです。
忙しい毎日の中で病院へピルを処方してもらいに行く時間がない人がほとんどで、どうしてもネットで購入する人が増加してしまうのはやむ負えないかもしれません。

 

プラセンタサプリは女性に摂ってうれしいサプリ?

女性にとってうれしいことがあるのは、プラセンタサプリもピルも同じですが、それぞれにメリットデメリットがあります。
わかりやすく表にまとめてみました。

 

 

プラセンタ
サプリ

ピル
(低用量)

医師の診断

基本は必要ない。自己責任である。 医師の検査が必要となる。

購入方法

ネット購入がほとんどである。 病院での処方が原則であるが最近ではネットで購入することもできる。

タイプ

ハードカプセルがほとんどであるが、ソフトカプセルや錠剤もある。 錠剤であり、日付が記載されているので管理はしやすい。

摂取方法

基本は1回1カプセルずつで、体調に合わせて量が調節できる。 毎日1日錠が決まりで飲み忘れは厳禁である。

費用

種類にもよるが馬プラセンタの場合は1か月約3000円〜約10000円 ピルそのものは1か月3000円ぐらいだが、他に診察料など病院代がかかる。

副作用

重篤な副作用をはじめほとんどないとされている 服用開始1〜2か月は不正出血や頭痛・吐き気・倦怠感などでる場合がある。

摂取規制

健康食品なので規制はないがアレルギー体質や、妊娠中の人は医師の指示で服用することがおすすめである。 アレルギーの人をはじめ高血圧や授乳中の人、ヘビースモーカーの人は血栓症のリスクが高まるため摂取できない。

乳がんなどの疑いがある場合も摂取できない。(規制があるため医師の検査が必要となる)

美肌への効果

期待できるとされている 期待できるとされている

生理痛の緩和や経血の減少など

期待できるとされている 期待できるとされている

更年期障害への効果

期待できるとされている 期待できるとされている

妊娠・避妊への効果

妊娠にしやすくなるかもしれないが、避妊はできない。 妊娠はしにくくなり避妊効果が高い。服用を中止することで数か月後には妊娠に期待できる。

自律神経の
安定や不調

期待できるとされている 期待できるとされている

他の薬と併用

基本は問題がないといわれている(医師との相談が必要になる場合もある) ホルモン剤のため、併用することで影響を受けてしまうことがあるため医師との相談が必要となる。

アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の
緩和効果

期待できるとされている アレルギー症状の緩和は期待できない

疲労回復への効果

期待できるとされている 期待できない

 

表にまとめたようにプラセンタサプリのほうが様々なことに期待がもてます
また服用できない人もいたり、飲み忘れ厳禁などいろいろなデメリットがあるのがピルのようです。
一番注目すべきデメリットは副作用の点ではないでしょうか?

 

デメリットが気になる

低用量のピルの場合はホルモン量がそこまで多く配合されていないため昔のイメージほど怖いものではありませんが、やはり副作用が現れやすいのがピルです。
多くの人がピルを初めて飲み始めると、下腹部の痛みや吐き気、だるさ、胸のハリや痛みなどに悩まされるようです。
ピルを飲み続け、体がピルに慣れてくることでなくなる副作用とされています。
上手に服用していくことでメリットもありますが、気になる点が多いのもピルの特徴といえます。
そもそも入手方法も医師の処方が必要となるため病院へ出向かなくてはなりません。

 

プラセンタサプリとピル、併用しても大丈夫?

プラセンタサプリとピルの併用をしても、大丈夫なのか疑問はあります。
併用することでどちらかの効果が薄れてしまう可能性があります。

 

しかし現時点では、プラセンタサプリとピルの併用によって何か副作用が起きたという報告は耳にしていません。
プラセンタ注射を接種しながらピルを飲み続けている人も実際いるようです。

 

一概に「併用しても大丈夫です。」という断言はできません。
やはり一度医師に相談をしてからの併用をおすすめします。