リウマチとはいったいどんな症状があるの?

リウマチと聞いて「関係ないわ〜」と思った30代の女性はいませんか?
以前のイメージでは60代以上の人の関節の病気だと思われていましたが、実は30代〜60代の人に多く発症するといわれています。
しかも男性より女性のほうが発症しやすいというデータが出ています。

 

リウマチとは免疫の異常によって関節に炎症が起こる病気です。
免疫とは私たちの体を細菌やウイルスから守ってくれる非常に大切なものです。
その免疫が異常になることで自分の体にある正常な細胞組織を攻撃してしまいます。
すると関節で炎症が起こり広がっていくことで、軟骨が破壊され、関節が変形します。

 

関節だけに症状として出るわけではなく、実は微熱や倦怠感、食欲不振などの全身の症状や肺や皮膚・眼といった関節以外にも症状が出るため全身の管理が必要となってきます。
そんなリウマチは30代〜60代の人に発症する率が高いと上記で述べましたが、だからといって20歳の人がならないとは限りません。
もちろん男性も発症するリスクはあります。
いつでも、だれでも発症してしまう病気といえるかもしれません。

 

でもどうして男性より女性、30代〜60代に発症する率が高いのでしょうか?
女性の場合は妊娠や出産を経験する人がいます。
静菌感染やウイルスが免疫異常のきっかけになるといわれています。
年齢もそういった時期と重なるからです。
またもう一つには男性よりも女性のほうが精神的なストレスによって発症のきっかけになる場合があります。
子育てや家事、そして仕事の両立、介護などいたる場面でストレスを感じている女性は多くいます。

 

リウマチ初期症状にはどんな症状がみられるの?

リウマチの初期症状の時にはなんとなく気分がすぐれない、倦怠感、食欲不振、貧血気味などの症状が出ることがあります。
でも最大の特徴として 「手の指のこわばり」 が表れたら注意が必要かもしれません。
朝起きて、手の指がこわばってしまい動かしにくく、それが1時間ぐらい続きます。
なんだか指がやや腫れているような感覚を感じるのも特徴です。

 

そして少しずつ他の関節にも広がっていきます。
リウマチのほとんどは手の指から始まっていきますが、同じように手首の関節から同じように初期症状が出始める人もいます。
他には足の指、足首、ひざなどから出始める人もいます。

 

何よりも初期症状は「朝のこわばり」「腫れ」「続く」この3点が特徴となっています。
リウマチは早期発見が重要な病気となっています。
早期発見することで関節の変形を防ぎ、完治できる可能性は高くなるのです。

 

リウマチ性多発筋痛症は関節リウマチと同じ?

リウマチでも上記で述べていた関節リウマチとは別の病気としてリウマチ性多発筋痛症があります。
日本では発症している人は少なく、やはり女性で50代〜70代の人に多く発症しています。
別の病気ではありますが、やはり免疫異常が原因の病気です。
肩や腰周囲が筋肉痛を起こす病気です。
関節リウマチと同じようにこわばりがみられることもありますが、就寝中の痛みなども症状として挙げられます。
五十肩や違う病気を誤診されることもあるぐらい、決め手となる検査はありません。

 

リウマチを早期発見するためには血液検査は欠かせない?

病院に行くと次の検査を行います。

 

問診
X線検査
血液検査
関節液の検査

 

これらの検査を行いあらゆる面からリウマチの可能性を疑っていきます。
いくつかの項目に当てはまる場合はリウマチと診断されます。
血液検査でのリウマトイド因子が陽性であるかどうかが重要なポイントになるようです。
このリウマトイド因子は通称リウマチ因子と呼ばれていて、この因子の有無が診断基準となっています。
X線検査では初期ではなかなかわかりにくいのですが、炎症が進んでいると画像に異常が見られます。
関節液の検査は注射で吸い取り、その液が透明であるか確認するようです。
炎症がすすんでいると白く濁った液となります。